今日に至るまで、企業価値を評価する様々な手法が開発されてきました。中でも、DCF法は代表的な手法として取り扱われています。他の手法に比べ、理論面での優位性や将来の期待収益を織り込めるというメリットがある一方、将来キャッシュフローや資本コストの推定において不確実性要素が強く、前提する内容次第で算出結果に大きな差異が発生してしまうというデメリットが目立ちます。そのような課題解決に一石を投じるべく、柳モデルでも論じられている非財務資本の「遅延浸透効果」を織り込んだ新たな企業価値算出の可能性をお伝えいたします。
また、本イベントでは、実際に非財務データをご活用されている運用関係者の方をお招きして、非財務データやオルタナティブデータを用いた企業分析の可能性について議論いたします。国内外株式運用のご担当者様、金融各領域における企業分析ご担当者様、ESG分野において、非財務資本データを活用した分析の効率化・精緻化に興味をお持ちの方など、資産運用のみならず、投資銀行等のセルサイド業務に携わっている皆様にも、ご興味をお持ちいただける内容となっています。
開催概要
日時:2024年7月24日(水) 16:00 - 17:00(60分)
会場:LSEG日本オフィス セミナールーム(東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー30階) 地図 参加費:無料(事前登録制)
お申込み:右記フォームより、7月23日(火)までにお申込みください。個人の方、競合他社の方のお申込みにつきましては、ご参加をお断りする場合がございます。予めご了承ください。
主なアジェンダ
企業価値評価におけるデータの多様性
LSEG データ&アナリティクス
ジャパン・プロダクト・マネジメント ディレクター 笠井 康則
知的資本データを活用した“将来の財務予測”について
アスタミューゼ株式会社
投資運用支援事業本部 本部長 石川 洵哉
非財務データやオルタナティブデータを用いた企業分析の可能性
三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
リサーチ運用部 次長 チーフアナリスト 小林 拓史 氏
アスタミューゼ株式会社
投資運用支援事業本部 本部長 石川 洵哉
LSEG データ&アナリティクス
ジャパン・プロダクト・マネジメント ディレクター 笠井 康則